エクストレイルの荷室改造！寸法は？ラゲッジボードは便利！？自作できる？

SUV車で不動の人気を誇るエクストレイル。

2018年上半期、SUV4WD販売台数が売り上げNo.１の車です。

キャンプやゴルフなどのアウトドアでも使い勝手が良いと言われているエクストレイルは、一体どの程度便利なのでしょうか。

エクストレイルの荷室事情を徹底解説します。

エクストレイルの荷室の寸法は？具体的に何が積めるかを検証した！！

エクストレイルの荷室の寸法と容量

まずは、エクストレイルの基本的な寸法と容量を見てみましょう。

・ラゲッジルーム高：845mm

・ラゲッジルーム長（最大）：1,745mm

・ラゲッジルーム幅（最大）：1,305mm

・ラゲッジ容量：565ℓ（2列シート・ガソリン車セカンドシート標準時）/445ℓ（3列シート車サードシート折りたたみ時）※VDA方式

キャンプなら荷物含めて４人１台

例えばキャンプ用品で考えてみると、使うギアによって容量に差は出て来ますが、２〜３人分のキャンプグッズ（テント、タープ、寝袋、マット、クーラーボックス、テーブル、その他小物類など）の容量を合計すると、500ℓ程度になります。

エクストレイルは５人乗りの２列シート仕様にすれば、565ℓ分の荷物を積むことができるので、2〜3人分の荷物は余裕で入ることがわかります。

そこからさらに１人分の荷物が増えても、コンパクトサイズのキャンプグッズを選べば積むことができそうですね。

キャンプシーン以外の場合は、９インチのゴルフバッグが４個、海外旅行用の大きなスーツケースは３つも楽に積むことができます（いずれも２列シート５人乗りの場合）。

車中泊もできる

エクストレイルの荷室をフルフラットにした際の奥行は1745mmです。

さらに運転席助手席を前にずらせば、もう少し余裕が出来て1850mmほどにはなるでしょう。

約180㎝以下の方なら十分足を伸ばして寝ることができます。

ただ、フルフラットは完全な平らではないので、寝心地をよくするには少し工夫が必要かもしれません。

エクストレイルの荷室にラゲッジボードを！自作で作成出来る？

それぞれの役割は以下の通りです。

・トノカバー…積んだ荷物を隠すことができます

・ラゲッジフルカバー…ラゲッジスペースの汚れを防ぎます

・ラゲッジクッキングプレート…荷物の出し入れの際に傷つくのを防ぎます

車を綺麗に乗りたい人にとっては、あると安心のオプションかもしれませんね。

防水ラゲッジボードを最大限活用しよう

エクストレイルのラゲッジボードは防水加工がされています（※ガソリン車のみ）。

雨で濡れた服、雪がついたウェアをそのまま載せたとしても、簡単に拭けばすぐ乾く素材なので、アウトドアにはもってこいの設計となっています。

キャンプなどアウトドア好きの方は、ラゲッジルームに自作ボードを用いて使い勝手を良くしている人は多く見受けられますが、エクストレイルのラゲッジボードは優秀なので、できるだけ活用することをお勧めします。

車中泊をする際にラゲッジボードが低いと感じた、エクストレイルのとあるオーナーは、ラゲッジボードの位置が高くなるよう自作で調整していましたのでご紹介します。

・採寸〜組み立て

・塗装〜取り付け

高さをあげたことで、車の中でくつろぎやすくなったことがおわかりいただけたと思います。

材料はいたってシンプルで、角材、ネジ、金具、スプレー、材料費を全て合わせても5,000円でお釣りがくる程度でしょう。

エクストレイルの荷室に便利機能あり！便利グッズもご紹介

エクストレイルには、自動でバックドアが開閉する便利機能がついているのをご存知でしょうか。

・リモコンオートバックドア

インテリジェントキーをバッグやポケットに入れたまま、リアバンパー中央下に足を差し入れて引くと、バックドアが自動で開く機能です。

荷物などで両手がふさがっていてもバックドアを開閉することができるので、一人で荷物の積み込みをする際に役立つことでしょう。

エクストレイルの便利グッズは他にもある！

エクストレイルをアウトドア用に使用する人に向けて、社外品の便利なグッズをいくつかご紹介します。

・エクストレイル用ロッドホルダー

https://item.rakuten.co.jp/tranpo/rodholder-xtrail-fsg/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868

荷室の上部に設置し、釣竿やハンガーなどをかけることができます。

釣りなどのアウトドアではもちろん、シワにしたくないスーツなどの服もかけられるので、汎用性は高いと思います。

エクストレイルの荷室は工夫次第でいくらでも便利になる【まとめ】

エクストレイルの荷室は、５人乗りの状態で565ℓの大容量積載が可能、またガソリン車の２列シートの場合はラゲッジボードで３種類の収納パターンにアレンジすることができるので、アウトドアに限らず普段の買い物でもかなり便利な車であると感じました。

しかしながら車中泊できる程の広さを出現させることができたり、防水加工がしっかりしていることを考えると、エクストレイルは最近のキャンプブームを見越して設計されたのでは？と思うほど、アウトドア向けの設計になっているとも感じました。

実は筆者はキャンプが好きで、普段はエクストレイルよりも小さい車でキャンプに行っています。

車には、２人とキャンプグッズ人数分を１台に載せていますが、荷室が狭いことで積み込みにはいつも苦労をしているのです。

また、荷室はクロス仕様なので、薪を積む時はラゲッジスペースを汚したくないので、レジャーシートを敷いてから荷物を積むようにはしていますが、走行中に転がってしまうことがよくあるので、積み込み場所に悩むことも多々あります。

キャンプに行く楽しみはあるものの、荷物の積み込みでは毎回ストレスを感じるので、そういった負担を減らしたいと常々思っていました。

そのためエクストレイルは、キャンプ好きの筆者にとっては「エクストレイルに乗り換えたい…」と思う程、かなり魅力的な車であると感じました。

ラゲッジスペースを自作したり、便利グッズを使うなどしてアレンジすれば、もっと魅力度は増すだろうと調べながらワクワクした気分になりました。

ただ荷物を載せるだけではなく、使いやすいようにいくらでもスペース内をアレンジできるエクストレイル。

荷室に個性を出させることで、より便利・快適になり、誰よりも自分の車に愛着が湧くはずです。